編集長の甘くキケンな!?オーバートーク

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右京さん、今は耐えろ!

2009年12月20日

冒頭ではありますが、お亡くなりになられた「宇佐美さん」「堀川さん」のご冥福をお祈りするとともに、7大大陸最高峰登頂の夢に向かって果敢に挑んだ3名に最大限の敬意を贈ります。



さて今回の件は、事情をよく知らずに、ある意味、ごく単純に結果のみを報道してしまった結果、「右京さんが犯罪者」のように取り扱われている「報道・記事」がありますが、それは間違いだと思います。



右京さんについては随分と以前より、彼の「真面目で実直な性格」を知っています。
今回の計画についても、十二分な装備・計画で訓練に出発しています。



しかしながら自然の猛威には時として敵わないこともあるのです。



富士山に登山された方はご存知かと思いますが、夏場の富士山でも初夏や初秋の時期は、猛烈な「突風」と「気温の低下」があります。
また、ビバークするような「くぼ地」も少なく、そのような場所が仮にあっても「土砂崩れ」や「雪崩」の経路であったりします。



一般的には「夏場ならず冬場の富士山になぜ?」との批判が飛び交いそうですが、このような環境でも乗り越えるだけの力をつけなければ「7大大陸最高峰登頂」などできるわけありません。



「冒険家」として「プロ」として、自らを訓練する中で不幸にして起きた「事故」だと思います。
実際、テントごと吹き飛ばされて「重症」を負った二人を「助ける」べく、極寒の中で12時間近く現場に留まったのですから。。。



右京さんは「F-1ドライバー」として「冒険家」として、常に自らを極限状態に晒し、そして数々の困難を乗り越え輝かしい実績を築いてきた方です。



極限状態の中での「苦渋の決断」で「自力下山」を決定したのだと思います。
もし、そのまま右京さんも、そのまま留まっていたら、きっと右京さんも「還らぬ人」となっていたと思われます。



そして記者会見での「全ては自分の責任」と自ら責任を取ろうとする姿勢。
正直なところ、悼たまれません。



そのような極限状態の中、右京さんのような存在は、本当に「悪」でしょうか?



私は登山のプロではありませんので、もっと突っ込んだコメントについては、きっと過酷な経験を積んだ登山家の方々がいろいろな視点から、私より詳しく答えを出してくれると思います。



話は逸れますが、現在の日本は「学力偏重主義」「ゆとり教育」「草食系男子」にも強調されるように「新興国」や「欧米」など世界に対して「ひとり負け」している状況です。



何が「負けている」のか?



競争や高い目標を望まない「若者」
「勉強」とは程遠い「記憶力」や「マニュアルどおりの実行」による「評価方法」
いつもマージンを考える「安全志向」
ものごとの本質を見抜かず「楽して、その場が良ければよい」的な「風潮」
子供が悪いことをしても「叱るどころか、注意した教師や他人に文句を言うバカ親(モンスターペアレント)」



など、このような「ぬるま湯」の環境下の日本人、いわゆる「極限状態に置かれたことのない方々」が、右京さんの立場を正確に理解できるでしょうか?



現在、「冒険家」としての活動を自粛する形となってしまいましたが、いくつになっても限界に挑戦を続ける右京さんの「不屈の精神」は、現在の日本には絶対に必要なものです。



「右京さん、今は苦しいけど耐えしのんでくれ!そして目標実現に向け頑張ってくれ!」



編集長として最初のコメントが「シリアス」かつ「悲しい内容」になってしまいましたが、右京さんには、お亡くなりになられた二人のためにも、時間がかかるかもしれませんが是非、目標を見失うことなく「7大大陸最高峰登頂」を実現していただきたいと思います。



陰ながら今後の右京さんの活躍に期待しています。